文明法則史学 [文明800年周期説] は、人類の文明史すべてを研究対象とし、古今東西の歴史が示す盛衰パターンの共通性を明らかにしようとする歴史学です

文明法則史学の研究状況

以下、文明法則史学の現段階における研究進捗状況・・・どの地域・どの時代についてどの程度明らかにしてきたか・・・を示す。いずれの研究成果も、2-1~2-3に示した方法に則り、2-4と同様の手続を経て明らかにされてきたものである。

3-1. CCの研究状況

CCは村山の初期の研究によってその骨格の大部分が明らかにされた。その成果が世界文明総図(下図)である。以後は、主にSSレベルの詳細な研究によってCCの法則性に対して肉づけが進められてきたといってよい。SSレベルの研究が進んでCCと明確な矛盾を生じた例は今のところ見あたらない。
CCの研究状況 世界文明総図

3-2. SSの研究状況

SSレベルの詳細な研究を既に終えている地域・時代は下図に示した通りである(2000年1月現在)。これらは研究経緯によって次の二つに分類できる。
SSの研究状況

3-2-1.村山節・林英臣による研究・検証

概ね1990年頃までに、村山が研究し、林が検証・追研究を加えたSSについては既に複数の書籍にて発表されている。ただし、いずれもSSの姿を年代順に詳説する形をとっており、SSの実在を実証するプロセスに関して2-4のような形で提示することは行っていない。

村山節・林英臣によるSS
ヨーロッパ系統(ギリシャSS、ローマSS、イタリア=ルネッサンスSS、オランダ準SS、英仏各絶対王政SS、ロシア=ロマノフ朝SS、英仏各資本制SS、アメリカ資本制SS)
中国系統
日本系統

3-2-2.最近の研究

1996年5月、SSレベルの研究が未着手の地域・時代の研究を推進する必要性を認める若手有志によって組織的なSS研究が始まった。現・文明法則史学研究所(7参照)である。同グループはSS実在の実証に留意した論文構成をとっており、その研究成果は同所の研究誌『史学維新』にて発表されている(2014年4月現在・第2巻まで発行)。

文明法則史学研究所 研究員 によるSS
ヨーロッパ系統(フランク王国SS、英仏各封建制SS、ポルトガル=スペインSS、神聖ローマ帝国初期準SS、スウェーデン絶対王政SS※、ハプスブルク=オーストリアSS※、プロイセン帝国SS※、ドイツ資本制SS※、イタリア資本制SS※)※は研究中
西アジア系統(イスラム帝国SS、オスマン=トルコ帝国SS)
インド=東南アジア系統(カンボジアSS)
朝鮮半島系統(新羅SS・高麗SS・李氏朝鮮SS)-研究中-